LIVE REPORT

KEN YOKOYAMA
11年目を迎えた『RUSH BALL』。トリを飾ったのはKEN YOKOYAMA率いるKEN BAND。

「いい眺めだね。いきますか、じゃあ」と、ステージに登場するなり笑みをこぼした彼。大トリということもあってか、見ている方にもいつも以上に高い彼のテンションが伺える。「PUNK ROCK,PUNK ROCK,PUNK ROCK......」。と会場を煽ると、一気にオーディエンスにもその掛け声は広がり、フロアのテンションも最高潮へ...。そして、『Ricky Punks』、『Summer Of '99』、『Last Train Home』とライブでの定番曲で初っ端から飛ばしまくり。曲を追うごとに増す疾走感と相まって高まるお客さんの熱がステージ全体からビンビン伝わってきた。

一息ついたところでステージに向かってどこからともなく「オメデトウ~」コールが...。

するとKENさん、何かに気付いたのか徐にマイクを手に取り「ウチのカミサンが2人目を産みまして...」と少しテレながら話し始める...。ライブの熱さとは真逆のゆる~いトークはいつも通り健在!? でも今日はタダゆる~いだけではもちろんライブは終わらない。

この日のセットリストは『Why』、『Pressure』、『Jealous』、『Ten Years From Now』など、これまでの彼のアルバムやシングルに収録された代表曲を万遍なく散りばめたベスト・オブ・ベスト的な内容。「会場の方明るくしてみて。すっごい盛り上がっているように見えるから(笑)」との言葉通り、ライブキッズたち感涙のセットに終始大盛り上がり。もちろん、合間のMCではお隣のATMCから聞こえてくるthe telephonesのセッティグ音にノッて踊って見せたり、Minami(g)さんにムーンウォークをさせてみたり...。いつものゴキゲンな少年のような笑顔も見せてくれたけれど、ひとりのバンドマンとしての達成感に満ち溢れた初めて見るような顔も...。『Believer』ではオーディエンスに歌わせてみたり...、皆さんお待ちかねの『Stay Gold』もアグレッシブに聴かせてくれたKEN兄貴。

『How Many More Times』を終えて彼がこう言い出した「夏の終わりって何か気持ちいいよ。俺たち最後だからアンコールしていいよって言われたんだけど、こんなパンクバンドが一回引っ込んでまた出てくるってのもおかしいから、これで最後な」。っと、これにはもちろんお客さんからは「え~~」と軽くブーイング。するとメンバーをステージ中央に集めて、なにやら相談し「主催者には内緒な。1曲増やすから」とHUSKING BEEのトリビュートアルバムに収録されている『WALK』のプレゼント。このサプライズがさらに観客を熱狂の渦に巻き込み『Go With The Flow』、『Running On The Winding Road』と激しく、疾走感溢れる楽曲と、ライブシーンにおける圧倒的な存在感を最後まで見せ付けてくれた。その熱さに驚かされるのはもちろん、終始ピースフルな気持ちにさせられるライブ。そしてそれが生み出した会場全体の一体感・・・。まさに野外フェスの醍醐味を思う存分味合わせてくれたKEN兄貴。最後にはギターを高々と掲げて「サンキュー『RUSH BALL』。KEN BANDでした。また会おうな」と言葉を残しステージを後にした。

ken yokoyama

RUSH BALL 09

ken yokoyama

RUSH BALL 09

ken yokoyama

RUSH BALL 09
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