LIVE REPORT

Northern19 [ATMC]
音が鳴り始めた途端、サウンドチェックにも関わらず、人並みが駆 け出し押し寄せるATMC。その光景から否応なく期待せずに はいられないお次は、北の大地が生んだ、メロディック・パンク・ロ ックの旗手Northern19の登場だ。「さぁ、残暑も厳しいけど思いっ きり行こうか!」という笠原(vo&g)の一声からいきなりの『STAY YOUTH FOREVER』で会場はド頭からクライマックスさながらの沸騰状 態に! 笠原(vo&g)と井村(vo&b)のツインボーカルを擁する彼らは、 楽曲によってボーカルが入れ替わるという、いわゆる"ビートルズ・ スタイル"が定番。聴く者に直球に響く笠原の耳なじみよい歌声に、 井村のじわじわ聴かせるボーカル・パワーと、異なった魅力が味わえ るのも彼らの強みのひとつ。そこへ心掴む美しいメロディラインと、 大量のオーディエンス全員が力を振り絞ったシンガロングの嵐が巻 き起これば、彼らをエモーショナルと言わずして誰を言う? という 程の熱き光景が生まれるのだ。

「ザ・残暑ですね。そんな暑さ厳しい中、こんなに多くの人々に観 て頂けてうれしいです。大泉...」と固まる笠原、自らビンタをお見 舞いし(笑)「泉大津フェニックス行くぞー!!」と気合を入れなおす もブーイングの嵐が起こる一幕も(笑)。

砂煙が舞い、モッシュ&ダイブが飛び交う中、心底音楽を楽しむ観 客にNorthern19の3人自体もひっぱられ実力以上のもので魅せてくれ るような、何ともいい相互関係がそこにはある。

「Northern最後になります。でも、大阪の熱い夏は終わってないぜ!」 と大喝采で幕を閉じた、灼熱のパフォーマンス。ステージが終わって もしばらくは熱が引かないような、残暑どころかまた酷暑を引き戻し た!?生粋のライブバンドの姿を観たといえるステージングだった。

Northern19

ATMC

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